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先月29日に言い渡された普天間爆音訴訟の判決内容を不服として、住民側は11日最高裁に上告しました。

この裁判は普天間基地周辺に住むおよそ400人が、国に対してアメリカ軍機の早朝・夜間の飛行差し止めや騒音測定の実施、健康被害による損害賠償などを求めているものです。

先月29日、福岡高裁那覇支部は健康被害を認め国に3億6000万円あまりの賠償を命じましたが、飛行差し止めなどは棄却しました。この判決に対し住民側は「飛行差し止めや騒音測定が認められなかったことは不服だ」として11日、最高裁に上告しました。

これまで認められてこなかった飛行の差し止めなどを最高裁がどのように判断するかが注目されます。