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県内外で活躍する全盲のミュージシャ大城友弥さんをご存知でしょうか。活動を始めて5年、今年、二十歳を向かえ迎え、初の単独コンサートを開催します。彼の歌への思いとは・・・。

大城友弥さん(20)。生まれながらにして全く光を感じることが出来なかった友弥さんが興味を持ったのは、音の世界でした。5年前から本格的な活動を始め、今ではラジオの番組3本を掛け持ちするなど大忙しの毎日です。

私が初めて彼に会ったのは、音楽活動始めた頃歌と受験勉強の両立に悩む中学生でした。

友弥くん「早く高校合格にして、今よりももっと音楽活動が出来ますようにって」

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あれから5年、二十歳になった友弥さんはめいいっぱい音楽にうちこみ、念願だった初の単独コンサートを開くほどに成長していました。この日は、今月8日のコンサートを前にリハーサルです。

コンサートではオリジナルの曲を含め、フォークソングや沖縄民謡まで、幅広いジャンルの歌を披露する予定です。

バイオリニスト・国吉佐知子さん「初めて(友弥くんの)声を聞いたときに素直で優しい声だったので、あの感動して弾きながら、涙が出てきました」

友弥さん「感謝への思い、平和への祈り、新たなるスタートを切っていきたい。そういうテーマで、二十歳の旅だちということで、頑張っていきたいと思います」

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コンサートを前に二十歳の誕生日を迎えた友弥さん。両親や音楽活動を通して知り合った仲間たち、そしてファンの人たちから祝福を受けていました。

ファン「彼はほんとに心の目で人をしっかり見てるなって所が、それが彼の気持ちの中で伝わってくる、歌の中に伝わってくるもんですから」「それだけのハンディを背負っているというのを感じさせない、そういう明るさでみんなに元気を与えてくれます。私もたくさん元気を貰っています、友弥くんから」

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今回、彼は自ら作詞作曲にも挑戦しています。

友弥さん「みなさんも楽しい夢すてきな夢たくさんもって欲しいなと思います」

これまで悩みながら追い続けた夢が一つずつ叶っていくことへの感謝をこめて作った歌です。

ドリーム『それぞれなりたいものは違うけど、一つの夢に向かい、突き進んでいる-』

出会った頃より本当にたくましく頼もしくなった友弥さん。これからも歌を通して社会にメッセージを送り続けます。