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20日、うるま市で市の有形文化財に指定されている家から火が出て文化財の住居全てが焼失しました。火事があったのはうるま市勝連比嘉にある市の有形文化財の吉本家です。

うるま消防署によりますと、20日午前11時40分頃、近所の住人からの通報で消防車が9台が出動しましたが3時間以上に渡って燃え続け母屋部分のおよそ150平方メートルを全焼しました。住宅には90代と70代の親子が住んでいましたが、朝から、ふたりとも出かけていて無事でした。

吉本家は、明治末期に建てられたイヌマキを使った木造かわらぶき平屋で伝統的な建築様式を色濃く残し2000年には、当時の勝連町から有形文化財の指定を受けていました。警察と消防では21日午後から現場検証して出火原因を調べることにしています。