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横須賀基地を母港とするアメリカ海軍のイージス艦2隻が沖縄の沖合でスピードを競うレースをし、あわや衝突する距離まで接近していたことが10日までに分かりました。

アメリカ海軍の報告書によりますと、イージス艦、「カウペンス」と「ジョン・エス・マケイン」は2009年2月、乗組員の士気を高めるためとして、沖縄の東の公海上でレースをしました。

その際、マケインがカウペンスの進路を横切ろうとしたため、カウペンスは急停止して衝突を回避しました。乗組員の1人は、この時2隻は15メートルの距離まで接近したと証言しています。

また、周りに漁船など、一般の船舶はなかったとしています。報告書では危険を回避する手段は取られていた。レースについて責任は問わないと結論付けていますが、カウペンスの女性艦長は乗組員へのいじめをしたなどとして既に更迭されています。