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基地の現状視察のため1月8日から沖縄を訪れていた平野官房長官は、1月10日、帰任に先立ち基地が沖縄に集中している事実を改めて確認したと述べました。平野官房長官は視察最終日の1月10日自衛隊機に乗り込み、上空から各地の基地や宮古島など離島を視察しました。

その後、会見で平野官房長官は、「日米同盟におけるアメリカ軍の抑止力は必要だが、それが沖縄に集中している事実をあらためて確認した」と感想を述べ、与党の普天間移設先検討委員会で議論を深め、沖縄以外の候補地があれば視察に出向く可能性もあると述べました。

また平野長官は「いわゆるゼロベースで見ていくわけですので(県外の)違う場所に視察をするということは委員会として当然あるということです」と話しました。

また民主党の小沢幹事長が移設先として下地島や伊江島に言及したことについては、「把握していない」として、回答を避けました。