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増え続けるレンタカーの台数を規制しようと県タクシー協会が県条例の制定を求めていますが、県は自由競争の原則から条例の制定は困難という見解を示しました。

県によりますと現在、県内のタクシーは5646台、一方のレンタカーは2万303台が登録され、この10年でおよそ3倍に急増しています。

こうした状況を受けて県タクシー・ハイヤー協会はレンタカーの台数を規制するための条例の制定を求めていて、14日、県議会の総務企画委員会で審議されました。

この中ではレンタカーの急増や不況の影響でタクシーの利用者が減少し、給料が10万円を切る運転手も増えていると報告がありましたが、県の担当者は「レンタカー事業は法律の基準を満たせば営業許可が受けられる」と説明。県条例でレンタカーを規制することは困難との見解を示しました。