※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

今度の日曜日に県内の小学校から史上最大の70チーム、2000人余りが出場して行われる30人31脚沖縄大会。学校紹介4校目は去年の大会の覇者・長田小学校です。新チームで挑む6年3組は、見えない敵と戦っていました。

全校児童約600人、宜野湾市立長田小学校。この日は朝から運動会の本番に備え、全体練習が行われていました。

9月に入って、運動会の練習に追われる6年3組の子ども達。そのため30人31脚の練習は、朝7時からの朝錬とお昼休みに集中して頑張っています。

長田小6年3組を率いるのは、担任の下地直樹先生!去年、長田小を初優勝に導いた先生です。

仲松咲良・女子キャプテン「もうみんな元気でやばいです」

6年3組は33人の男女、仲良しクラス。女子キャプテン・仲松咲良さんを中心に一つにまとまっています。

笑の耐えないクラスを支えるのは男の子達。その中でも仲村武くんはぴか一。

仲村武くん「皆を和ませる存在だと思ってます(笑)。笑顔で優勝したほうがいいので、いつも笑顔にさせてあげたいな」

「お~かっちょいいこと言った~、かっこいい~」

そんな明るい6年3組ですが、実は今、2連覇へのプレッシャーと戦っていました。

仲村武くん「(Q:プレッシャーは?)めっちゃあります。今年も優勝しないと先生に叩かれそう(笑)。背中に重いプレッシャーがかかっているから、皆の期待にこたえないと」

見えないプレッシャーという敵と戦っている6年3組。そこで下地先生はこの日、ホームルームでみんなにもう一度30人31脚に向き合ってもらうことにしました・・・。

そこで、みんなの口から出てきた言葉は。

「まだ隣の人をひっぱりきれてないと思うので、もうちょいひっぱりたいです」

4月から練習を始めて、ここまでやってきた・・・。一人一人が、自分との戦いだったのです。

「私は皆と心を一つにして、一走一走に魂を込めて9秒3を6年3組みんなで出して、全国制覇したいです」

下地先生「先生が今真剣勝負をしているのは、大会にかける君達との気持ちの勝負。これだけは頭に入れておいて『必ず優勝しなきゃいけない』これは違うよ。必ずやらなければいけないことは、自分たちが出した目標を達成することです」

「去年の優勝なんて関係ない」「今の自分との勝負・・・」下地先生の熱い思いでした。

目指せ9秒3!長田小6年3組が一つになって連覇に挑みます。