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児童生徒の健康の様子にもさらに注意を払う事を決めました。20日、那覇市の小中学校の校長を集めた協議会で新型インフルエンザへの対策として児童生徒の健康観察や欠席理由の把握を徹底することが確認されました。

協議会には那覇市内の公立の36の小学校と17の中学校の校長が出席。那覇市の桃原致上教育長が新型インフルエンザへの対応について、朝のショートホームルームでこどもたちの健康観察を徹底することや、欠席があった場合にはその理由をしっかり把握するよう求めました。

また、感染の疑いのある児童や生徒が見つかった際には教育委員会と市の対策本部へ速やかに連絡することを確認しました。さらに、インフルエンザに関していじめの問題が発生しないよう十分な配慮を求めました。

ところで、県観光企画課の調べで新型インフルエンザの影響で沖縄への修学旅行の中止や延期を決めた学校は19日までに46校、また中止や延期を検討している学校が43校となった事がわかりました。

中止や延期、検討中と答えた89校のうち8割以上が大阪と兵庫の学校でした。逆に、国内外の旅行先を沖縄へ変更した学校が5校あったこともわかりました。県では感染が拡大した場合影響が広がる恐れもあるとして今後も調査を続ける考えです。