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アメリカ軍の戦闘機がうるま市の宮森小学校に墜落した事故から6月30日で50年になるのに合わせて、資料館の設置を進めている委員会が、これまでに集めた資料を公開しました。

公開されたのは、宮森小学校の卒業生などで作る宮森630館設置委員会が入手した、写真やアメリカとの交渉に使われた資料などおよそ260点です。

当時小学2年だった喜屋武玲子さんが書いた絵は、「可愛くてとても大切に育てられていた」という玲子さんの姿が偲ばれます。また、北中城村でアメリカ軍を相手に写真業を営んでいた男性から寄せられた写真は、病院に搬送される児童の姿など現場の物々しい様子がとらえられています。

事故で息子を亡くした喜納福常さんは、「小さい時分のことを思い出す。米兵の顔を見たら怒りを感じるような(気持ちを覚える)」と話していました。また、当時2年生だった名嘉百合子さんは、「亡くなっていくのを目の当たりにしましたし、生き残った私がこの子たちを供養しようという(思いがする)」と話していました。

資料の本格的な公開は6月に予定されている630館のオープン後ということで、設置委員会ではこれらを平和の大切さを伝えるため活用したいと話していて、資料提供や資料館建設のための募金の協力を求めています。