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景気浮揚対策として全国各地で支給が始まっている定額給付金。総額は2兆円です。県内の第一号は国頭村と与那国町で、30日から支給が始まりました。日本最西端の与那国では1600人あまりが対象です。

県内第一号の支給が始まった与那国町では、役場に定額給付金専用の窓口を設置。朝早くから住民が次々と役場を訪れ、窓口で申請していました。

定額給付金の総額は2兆円で、今月4日に国会で2008年度補正予算が成立したことで給付が決まり、県内では214億円あまりが支給されます。国民1人当たり1万2000円で、65歳以上と18歳以下の人には2万円が支給されます。

与那国町の支給第一号となったのは鹿川寛子さんで、外間守吉町長が直接手渡ししました。鹿川寛子さんは「ないお金があるということはうれしいです。これできょう石垣に行き、歯医者に行っておいしいものを食べて帰ってこようと思います」と話していました。

与那国町によりますと今回の給付対象者は1636人、総額2515万2000円で、ほとんどが窓口で受け取る見込みです。県内での本格的な支給が始まるのは来月下旬ごろになります。