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県議会は17日から常任委員会が始まり、泡瀬干潟埋め立て問題や国頭村の林道建設事業について、委員が県の対応を質しました。

このうち経済労働委員会では、県が新年度から国頭村で2つの林道建設工事を実施する方針に対し、野党の委員らが「県の文化環境部からも林道工事で貴重な動植物に計り知れない影響を及ぼすという意見書が出ている」として、県の見解を質しました。これに対して護得久農林水産部長は「計画林道は開発面積が小さく環境への負荷が少なく、収穫適期の人工林が多い」として、新年度から工事に着手する方針を示しました。

また土木委員会では、泡瀬干潟の埋め立て事業について野党の委員らが「那覇地裁判決を受け止めて工事を中止すべきだ」と質しました。これに対し県の漢那土木建築部長は「埋め立て事業は地元の強い要望だ」として、改めて事業を推進していくと答弁しました。