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安慶名美奈さん2年前に急性骨髄性白血病になりました適合者がおらず困っています。小学生の2人の息子を持つ、安慶名美奈さん。現在、ドナーを待つ一人です。今週、名護市役所で行なわれた献血会。よく見る風景ですが、県内の献血会には特徴があります。

「骨髄バンクって聞いたことあります?説明させていただきます白血病の有効な治療法に骨髄移植があります」

献血と同じ会場で骨髄バンクへの登録を呼びかけています。この取り組みにより、沖縄は骨髄バンクの登録者が全国一となりました。骨髄移植は白血病などの有効な治療法の一つ。現在、ドナーの登録者は全国で33万人余りいます。しかし、

上江洲さん「500人から数万分の1と言われているんですが、100人適合者がいたという例もあれば33万人いても一人も適合者がいないという患者さんがいる」

安慶名さんは、まさにその一人。登録者が33万人いても安慶名さんに適合するドナーはいません。また、別にもう一つ沖縄が抱える問題があります。現在、県内で骨髄採取・移植ができる病院はただ一つ。しかしその病院が今、移植に携わる医師が減り移植手術ができなくなる可能性が出てきました。

上江洲さん「県外に提供しに行く県外に移植をしに行くそういう状態になる可能性がでてきたので心配している経済的な負担も掛かるし精神的にも」

安慶名さんはそれでも再発する前にドナーが見つかり手術を受けられることに希望を抱いています。骨髄バンクにご協力をお願いします