※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

那覇新港と中城港に1日から5隻の海上自衛隊の艦船が寄港しています。民間の港である那覇新港への寄港は異例で、港湾労働者たちが抗議しました。

那覇新港に寄港したのは、海上自衛隊の士官候補生たちが研修に利用する練習艦隊所属の「かしま」と「しまゆき」です。

寄港の目的について海上自衛隊は、およそ170人の士官候補生が県内の自衛隊基地を視察したり、史跡などを見学するためと説明しています。

海上自衛隊沖縄基地では普段利用する港に中城港を指定していますが、那覇新港を使用するのは4年前に防災訓練で寄港して以来2度目です。

民間の港に自衛隊の艦船が寄港したことに対し、抗議集会に集まった人たちは「港の軍事利用は絶対にさせない」「民間の港をいつでも利用できるようにするための実績づくりだ」と抗議の声をあげていました。