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糸満市で起きた不発弾の爆発事故で、県は緊急の部局長会議を23日に開き、28日に仲井真知事が政府に対して被害者補償などについて要請することを決めました。

会議では、爆発で2人が重軽傷を負い、老人施設などに被害が出た今回の事故について、仲井真知事が「今後このような事故が起きないよう、県としての対応を検討してほしい」と部局長に指示しました。

このあと国への要請内容を検討し、その結果、被害者への補償を全額国庫負担とすることや公共、民間の工事を問わず、磁気探査や不発弾処理の拡充・強化を盛り込んだ要請項目を決めました。

仲井真知事は28日に市長会や町村長会とともに内閣府など関係省庁を訪ね、要請する方針です。