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アメリカ軍が最新鋭のF-22戦闘機12機を2009年1月、嘉手納基地に配備させると通告してきたことに対し、北谷町議会が抗議決議を全会一致で可決しました。

嘉手納基地報道部は2009年1月から3カ月間、アメリカ本国からF-22戦闘機12機と250人の兵士らを嘉手納基地に配備すると地元に通告してきました。

北谷町議会の基地対策特別委員会照屋正治委員長は「昨年に続き2回目で、その際の訓練期間中に580回以上の飛行訓練を行い、基地周辺住民に甚大な騒音被害を与えた」と指摘。さらに「再び飛来することはアメリカ軍再編計画にうたわれている負担軽減に逆行するもので、到底容認できない」と説明しました。

そして、審議の結果、F-22の一時配備の即時中止を求める決議と意見書を全会一致で可決しました。

F-22は2007年2月にも嘉手納基地に一時配備され、F-15戦闘機や航空自衛隊との共同訓練も実施しています。