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景気が低迷している時期に、新商品を開発して市場を活発にという県内企業が増えています。

県内でも有数のソデイカの水揚げ量を誇る伊江村が、島の新たな特産品としてイカ墨じゅーしーの素を発売しました。刺身や燻製としておいしいソデイカですが、これまで墨やゲソの部分はほとんどが捨てられていました。そこに目をつけたのが伊江漁協女性部で、食卓でも手軽に味わってもらえるじゅーしーの素を発案。今回、水産庁の支援事業に選ばれ、発売へとこぎつけました。

そしてもう一つは体に良いアミノ酸をたくさん含んだ「もずく」の新商品が県内企業によって共同開発され、年明けに発売されます。ホクガンとバイオメイクが共同開発した「アミノもずく」は人の体が吸収しやすいパインエキスのアミノ酸と石垣島産のもずくを使用し、県産の黒糖とかつおぶしの風味でまろやかな味付けとなっています。この「アミノもずく」は23日に落成するホクガンの栃木工場で製造を開始し、年明けに関東地方と県内のスーパーなどで販売されます。