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新型インフルエンザの県内への侵入を防ごうと、30日、那覇空港で関係機関による訓練が行われました。この訓練は、東南アジアで鳥インフルエンザが人に感染する例が増えていることから、国内でも新型インフルエンザの侵入に備えようと那覇空港検疫所が実施したもので、関係機関の担当者およそ70人が参加しました。

那覇空港検疫所の佐藤克美支所長は、新型インフルエンザの脅威は差し迫っていて、水際で食い止めることが重要だと挨拶しました。

そして海外から那覇空港に向かっていた国際線で、インフルエンザの症状を訴える乗客が発生したとの想定で訓練が行われました。訓練では、機内でインフルエンザが拡大することを防ぐための方法や空港到着時の患者やその接触者の扱い方などが確認されました。

航空会社と医療関係者など、関係機関相互の連携がかかせないことから、参加者は一つ一つの手順を慎重に確かめながら訓練を進めていました。