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悪化する一方の海の環境を何とかしようと、わずか5年前に始まったサンゴの移植。いまその大切さが若い世代を中心に急速に広がりつつあります。Jポップのトップースターも「サンゴの移植」の曲を発表しました。

「手と手を 手と手を その手と手を♪」

先日、北谷町でサンゴ礁を次世代につないでいこうという趣旨のフリーコンサートが開かれました。

糸満出身で、いま全国を舞台に活躍する「かりゆし58」もサンゴの移植を応援する一人です。

5年前から本格的にサンゴを植え始めた金城さんの移植の紹介ビデオに「手と手を」の曲が使われたのがきっかけでした。

かりゆし58・前川真悟さん「ライヴに来てくれたりとか、店に行ったりし始めて。メンバーでみんなでライセンスをとって一緒に植えに行こうってまでなって。僕らは海に毎日潜ってサンゴ植えられないけど、海に植えてくれる人がいて、それをメッセージしていく俺たちがいて、手を取り合ったら2つのことができる」

北谷では5年前から漁協が中心になって移植に取り組んできましたが、ウミンチュだけでなく、ダイバーやサーファーもこの動きに賛同し、ビーチクリーンやサンゴの保護を始めています。

展示ブースにはタレントの長谷川理恵さんも駆けつけていました。理恵さんは、実際にサンゴの移植も体験しました。

長谷川理恵さん「ひとつひとつ丁寧に植えていくってすごい大変だなって思いました。これで確実に増えるならやりたい」

そしてJポップ界のトップアーティスト、去年解散したDef TechのボーカルMICROも、今年北谷でサンゴの移植に挑戦しています。

MICROさん「金城さんに、初めて世の中にちょっといいこと、サンゴの移植というものを教えてもらいました」

そして、金城さんのために書いた曲を披露しました。

「♪私がこの世を去ればあなたは気づいてくれるのか 『なんくるないさ』じゃないさ なんとかしなきゃ今 『なんくるないさ』じゃないさ なんとかしなきゃ今♪」