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6月10日、尖閣諸島の沖で海上保安庁の巡視船と衝突した台湾の漁船が沈没した事故で、第11管区海上保安本部は15日記者会見を開き、巡視船の過失を謝罪しました。

第11管区保安本部の那須秀雄本部長は「結果として、相手船を沈没させ、船長を負傷させたことは誠に遺憾であったという風に考えております。」話し船名を確認しようと近づいたのは法令に基づいた正当な行為だったが、接近しすぎたことが、衝突を招いたと、巡視船「こしき」の過失を謝罪しました。

一方、どこまで相手の船に近づいてよいのかは気象状況や相手の船の大きさなどによって変化すると述べ、事故当時の接近の程度についても捜査中として明らかにしませんでした。また、台湾漁船への賠償は国家賠償の検討が進められると明言しました。