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4月下旬に豊見城市の遊水地で浮いていた魚から、現在、使用が禁止されている農薬が検出されました。県環境保全課では4月23日に、豊見城市の通称三角池で見つかった、死んだクロツラヘラサギと、その付近に浮いていた数匹のボラを持ち帰って検査していました。その結果、ボラと周辺の水から有機リン系殺虫剤の「パラチオン」が検出されました。

パラチオンは、過去に農薬として使われていましたが、人体への健康被害が問題となり、1972年から使用が禁止されています。県では、過去の農薬が誤って廃棄された可能性もあるとして、地域の農家や住民に対して農薬の使用や管理の周知徹底を行うことにしています。