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ザ・スポーツ 上原彩子選手 プロ6年目に念願の初優勝

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プロ6年目の初優勝です。県出身の上原彩子選手が逆転勝利に、涙の会見でした。

上原彩子プロ「家族の支えもすごく大きくて、今回の初優勝に結びついたので、(優勝報告は)電話で言いました」

昨日の最終日、上原彩子は首位と5打差の7位スタート。チャンスを信じて挑んだ試合で、猛チャージを展開します。

前半で3バーディーを奪うと、圧巻は14番からの3連続バーディー。これで一気に逆転で首位へと駆け上り、プロ6年目の嬉しいツアー初優勝を飾りました。

これで年間賞金ランキングでも2千526万2000円と、一躍トップに躍り出ています!

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フェンシング 剣士の華麗な闘い!

映画に登場するような中世の騎士の闘いを連想させるスポーツ、フェンシング。

競技人口も少なく、なかなか馴染みの薄いスポーツかも知れませんが、昨日、今年のインターハイや国体を睨んだ大会が開かれました。2年後の沖縄インターハイのヒロイン候補も登場です。

昨日開かれた、フェンシングの県大会「岸本杯」。今年の国体の選考会を兼ねた大会には、一般から中学生までの男女40人が出場しました。

「フェンシング」は、元々中世ヨーロッパで誕生した一本の細長い剣で、付き合ったり、切りあう剣術でしたが、やがてスポーツ競技として盛んに行われるようになります。

その魅力は、スピード感のある華麗なテクニックはもちろんのこと、攻撃と反撃の駆け引きなど、攻防一体となった試合展開は独特の緊張感を漂わせます。

この大会を、今年のインターハイの前哨戦としてとらえる選手がいました。宜野座高校3年・仲間麿さん。

仲間麿さん「自分が突いて、ランプが点いた時がうれしいです」

去年の県大会で3種目のうちの2冠を制した仲間さんは、今年も県総体を制覇し、全国での上位進出を目指しています。

大会では、同じ宜野座の門裕香先生がライバルとして立ちはだかります。

そしてインターハイと言えば、2年後の沖縄大会。その時の中心選手になるのが、今年入った二人の1年生。宮城ひろのさんと真栄田珠美さん。

4つ上の姉の影響もあってフェンシングを始めたという真栄田さんは、バレーボールや水泳で鍛えた高い運動能力が買われていて、沖縄総体での有力選手です。

真栄田さん「超楽しいです。先輩より上を目指したいです」

ところで、フェンシングの競技は3種目で争われますが、種目それぞれで剣の種類が違い、その剣の名前が種目の名前にもなっているのです。

その、1番基本と言われるのがフルーレ。剣で、頭や手足を除く、胴体部分の有効面を突いて得点を競うもので、有効面は金属繊維のジャケットで守られています。剣で突くと剣先がへこみ、赤や緑の電気審判機がランプを灯して判定します。

この他、頭からつま先まで全身が有効面となるエペや、腰から上の有効面を突くだけでなく、切ることも認められるサーブルなど、2種目があります。

大会当日、一般女子で出場した仲間さんは順当に勝ちあがります。一方、門先生も実力を発揮し、決勝へ!

そして迎えた決勝。先にポイントを取ったのは門先生。開始7秒でした。一方、仲間さんはなかなか自分の形が見つけられず、苦しい展開。開始56秒で1ポイントを返し同点にしますが、その後は連取を許し、結局5対1の大差で仲間さんが破れます。

仲間さん「やっぱり強いです。ずっと待ってやられてたんで、切り替えしたほうが良かったかなって思いました」

また、1年生でこの大会初出場の真栄田さんは一般の選手と対戦し、2ポイントを先取しますが、その後に逆転を許し、初戦で涙を飲みました。

一方、男子でも師弟対決がありました。一般男子で国体選手としても活躍する沖縄工業の知念豊孝先生が、教え子の親泊元宏選手と対戦。

親泊くん「勝てる自信はあります」

この師弟対決は、驚く結果に終わります。準決勝で顔を合わせた二人。

開始1秒で親泊選手がポイントをあげると、続く1秒後にも連取! 何と開始わずか7秒で、師弟対決は弟子に軍配があがりました。

2年後の沖縄インターハイを目指し、競技人口も徐々に増えてきたフェンシング。県勢の身体能力の高さは、この分野でも未知なる可能性を秘めているようです。

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プロ6年目の初優勝です。県出身の上原彩子選手が逆転勝利に、涙の会見でした。

上原彩子プロ「家族の支えもすごく大きくて、今回の初優勝に結びついたので、(優勝報告は)電話で言いました」

昨日の最終日、上原彩子は首位と5打差の7位スタート。チャンスを信じて挑んだ試合で、猛チャージを展開します。

前半で3バーディーを奪うと、圧巻は14番からの3連続バーディー。これで一気に逆転で首位へと駆け上り、プロ6年目の嬉しいツアー初優勝を飾りました。

これで年間賞金ランキングでも2千526万2000円と、一躍トップに躍り出ています!