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きのう27日の伊芸区に続き、金武町議会の議員団が28日、沖縄防衛局を訪れ、キャンプハンセン内でおととい発生した大規模な山火事や陸軍の射撃場建設に怒りをぶつけました。

金武町では26日、伊芸区に隣接する実弾射撃訓練場の周辺で大規模な火災が発生し、火は伊芸区まで600メートルに迫りました。これに対し28日に沖縄防衛局を訪れた金武町議会の議員らは、「火災はことし(2008年)5回目で、全て不発弾や廃弾の処理場ではなく実弾射撃場の周辺で起きている」と述べ、沖縄防衛局の現地調査を求めました。

この要求に対し、防衛局の真部局長は調査に前向きな姿勢を示しました。また議会は、3月から工事が始まった陸軍特殊部隊のライフル射撃場についても建設中止を要求、これに対し真部局長は「要請には賛同できない」と、建設の中止は求めない方針をあらためて示しています。