※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

生徒がたった一人の宮古島市大神島の中学校で24日、修了式がありました。新年度はこの生徒が転校することから、大神島の学校の休校が決まりました。

最後の生徒になったのは中学二年生の根間勇輔くん。島のおばあちゃんの家からこの学校に通っていましたが、春からは父親の住む宮古島の中学に転校が決まっています。

勇輔くんは「いろいろなことを教えていただきました。ありがとうございました。これからも僕なりに頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします」とお礼を述べました。

また担任の先生は「6年生だった3年前とは比べ物にならないくらい、いろんなことに挑戦してくれたので、私もあまり手をかけず1年間過ごせたかと思います」と、勇輔くんの成長ぶりに目を細めていました。

教育委員会ではいつでも再開できるよう廃校ではなく休校の手続きをとりましたが、生徒児童の転入の見通しはなく、学校の灯はしばらく消えることになります。