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アメリカ軍北部訓練場の返還予定地を生態系の保護地域に指定してほしいと、自然保護団体が国に要請しました。要請したのは、NPO法人「奥間川流域保護基金」の伊波義安代表ら8人です。

26日午後、沖縄森林管理署を訪れたメンバーは、アメリカ軍北部訓練場の返還予定地について「この地域は動植物の希少種や固有種が集中する貴重な自然環境だ」と訴え、返還後に保護地域に指定するよう求めました。

これを受けて沖縄森林管理署の担当者は「要請の内容を学識者で作る検討委員会に伝える」と答えました。

要請後、伊波代表は取材に対し「(求めているのは)森林生態系保護地域という一番厳しい保護の仕方。そういう形でぜひ守っていただきたい」と話していました。