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2月2日にハワイ沖でアメリカ空軍のF-15戦闘機が墜落事故を起こしたことを受け、嘉手納基地周辺の自治体が基地司令官に対し、あらためてF-15の撤去を求め抗議しました。

ハワイ州の空軍基地に所属するF-15戦闘機が2日、オアフ島の南およそ100キロの海上に墜落。脱出したパイロットは「飛行中に操縦不能になり機械の故障があった」と話しています。

しかし、嘉手納基地では、2007年11月に本国で起きた墜落事故のあとのような飛行停止措置は取らず、ひきつづきF-15の飛行訓練を展開しています。

このため嘉手納基地の周辺自治体で作る三連協が6日午前、嘉手納基地司令官に対し、抗議文を送付。

文書では「アメリカ軍は前回の事故後、綿密な点検を行ったとして安全宣言をしたが、その直後の事故だ」と指摘し、「F-15は欠陥機で運用は断じて容認できず、即時撤去を強く求める」と抗議しています。