※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

中国産の冷凍ギョーザによる薬物中毒の問題で、浦添市で商品を食べた男の子が食後に吐き気を訴えその後、検査入院をしていたことが31日、分かりました。

県薬務衛生課の発表によりますと、浦添市の6歳の男の子が28日の夕食に県内のコープで購入した冷凍ギョーザを食べたあと嘔吐などの症状を起こし、翌日29日に市内の病院で診察を受けました。診察時には症状もおさまっていて病院では胃腸炎と診断されましたが、今回の報道を聞いたあとあらためて南部医療センターで受診、30日夜から31日朝にかけて検査入院したということです。

男の子は現在、症状はないということですが、中央保健所では、回収したギョーザを検査し、因果関係を調べています。

一方、那覇市のスーパーでは31日、中央保健所の担当者らが対象商品がしっかり回収されたかをチェックしました。担当者は、今のところ店頭からの回収は適切に実施されているが対象商品が拡大しているため、店舗と情報を共有しながら対応するほか、各家庭の冷蔵庫に残っている商品も怪しいと思ったら食べずに、買った店に問い合わせて欲しいと話していました。

中国産冷凍食品 県内でも波紋広がる

この問題に対して消費者も敏感に反応しています。岸本記者です。

『問題となった中国産の商品が置かれていたスーパーです。こちらには100種類以上の冷凍食品が並んでいますが、回収対象となった手作り餃子やロールキャベツといった商品はすでに店頭から姿を消しています。』

回収の対象となった冷凍食品のうち3つの商品を扱っていたこのスーパーでは、きのう午後5時過ぎ、本部からの指示を受けた直後に商品を撤去しました。しかし消費者の不安は募ります。

『冷凍食品でも中国と書いてあったら絶対買わないですね』『安いのはいいんですけどちょっと怖いですよね』

実はこのスーパーでは中国産の他の食品について、以前から消費者の不安の声を受けていました。

『野菜売り場にやって来ました。こちらでも中国産の商品は並んでいます。中国産のニンニクは5玉で108円、一方、青森県産のニンニクは1つで298円と値段に大きな開きがあります。』

しかし消費者は・・・

『手に)取って、これ安いなと思って原産国を見て、中国と書いてあったら置いてしまう』『中国産はできるだけ避けるように産地を確実に見て選んでますね』

コープおきなわではこうした消費者の声を受けて、中国産の白ねぎと椎茸の販売を停止。会社として『食の安全』への体制を強化している最中に今回の事態が起きたのです。

コープおきなわ知花聡常務理事『この間のいろんな状況もあって実際に中国に視察・調査に行ったり、輸入時にも調査するとか、万全な体制をとっていたつもりだがやっぱりまだ甘さがあった』

このコープおきなわをはじめ、回収対象の商品を扱っていたスーパーでは、現在、商品と引き換えに消費者への返金を行っています。