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教科書検定意見撤回を求める県民大会実行委員会は21日、委員会をひらき、これまでの報告と今後の取り組みについて話し合いました。

実行委員会の冒頭、挨拶にたった仲里委員長は「教科書会社による再申請のあと、審議会の内容は一切知らされていない」と憤りを露にし、国会で沖縄の思いを伝えたいという気持ちはありながらも、スケジュールの関係でそれが果たせないことを遺憾に思うと述べました。

そのうえで、文科省が今月25日に日本史委員会を開き、その翌日にも文科大臣が最終意見を発表するとみられていることから、実行委員会では年内の行動として、最終意見の発表前に文科大臣への要請のため上京することを決定しました。要請団は25日の朝出発する予定です。