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12月3日から始まる大規模な合同訓練に不安が高まっています。訓練に参加するFA18戦闘機が続々と嘉手納基地に到着。そんな中、山口、岩国基地所属の大型輸送機は悪天候のため那覇空港に着陸するトラブルもありました。

アメリカ空軍と海兵隊は12月3日から7日まで嘉手納基地と普天間基地で模擬爆発装置などを使った即応訓練を実施します。岩国基地所属の海兵隊員600人とFA18戦闘機30機も参加する大規模な合同訓練で、FA18戦闘機は28日から嘉手納基地へ次々に到着し月曜日から始まる合同訓練に備えています。

この大型輸送機ギャラクシーは当初、嘉手納基地に着陸する予定でしたが、悪天候のため急遽、那覇空港に着陸。大型輸送機の那覇空港使用は極めて異例です。一方、アメリカで起きた事故の詳しい原因が究明されないまま飛行を再開していた嘉手納基地のF15戦闘機は28日から再び飛行訓練を停止しています。

事故原因の調査でF15の骨格にあたる部分に亀裂が見つかったためです。構造的な欠陥がより明らかになったことで飛行停止は長期化する可能性も出ていて、海兵隊との合同訓練に参加するかどうかはまだ決まっていません。