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沖縄市議会は16日、F-15戦闘機の未明離陸の全面中止と即時撤退を求める抗議決議を可決しました。これは先月10月30日未明、嘉手納基地所属のF-15戦闘機が空中給油機とともに爆音を撒き散らして離陸したことに対するものです。

さらに今月11月2日にアメリカ本国のミズーリ州で起きたF-15の墜落事故を受けて、アメリカ軍が事故原因が明らかになるまで全ての同型機の飛行を停止していることが指摘されました。

16日午前の臨時議会で、基地特別委員会の与那嶺克枝委員長は「以前から同機を欠陥機と指摘していた周辺自治体や住民の反発は強まるばかりであり、深夜・早朝の離陸はいかなる理由があるにせよ断じて容認できるものではない」と述べ、意見書と抗議決議の提案理由を説明しました。

そして採決の結果、日米両政府やアメリカ軍に対し、深夜未明の離陸の全面中止とF-15戦闘機の即時撤退、騒音防止協定の抜本的見直しを求める意見書と抗議決議が全会一致で可決されました。