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沖縄戦での「集団自決」に関する教科書検定に反発が強まる中、就任したばかりの渡海文部科学大臣は、検定意見の撤回にやや柔軟な姿勢を示しました。

渡海大臣は25日夜の会見で、教科書検定については政府が口を出す立場にはないとしながら、率直に個人的な意見として「(沖縄の)県民感情を考えた時に、より慎重に取り扱っていかなければいけない」と述べました。

さらに大臣は「具体的事実がどうなのか精査した上でこれから取り組んでいきたい」と付け加えました。

前任の伊吹大臣の「検定意見の撤回は出来ない」というかたくなな態度からはやや柔軟な姿勢が見られます。