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名護市辺野古での基地建設のため政府が手続きを進めている環境アセスメントの問題点を考えるシンポジウムが29日夜、那覇市で開かれました。沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団が主催した集会には基地建設に反対する市民グループのメンバーなど100人あまりが参加しました。

辺野古での基地建設について、政府は辺野古沿岸部で環境の現況調査をすでに実施していて、8月14日には県や名護市が受け取りを保留している中で、環境アセスメントの手続きの開始にあたる方法書の公告縦覧を始めました。これらを踏まえ、集会では自然保護団体WWFジャパンの花輪伸一さんが、「この環境アセスメントは基地建設の早期実現のためだけに進められていて、開発のメリットとデメリットを比較・分析するアセスメントの主旨を逸脱している」と指摘しました。

参加者らは公告縦覧に対し住民の立場で反対の意見書を提出することを確認しました。