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5月に嘉手納基地で発生した燃料漏れ事故で、漏れた燃料は1万5千リットルと事故後に発表した量の2倍近くで、原因もずさんな作業が事故を引き起こしていたことが分かりました。

16日の嘉手納基地報道部の発表によりますと、漏れたジェット燃料はおよそ1万5千リットルで、汚染された土壌は650立方メートル。

そして事故原因については、作業員が送油管のバルブを閉め忘れたことや、勤務の交代時に燃料供給に使用するタンクが変更になったことを報告しなかったこと、更に、タンクの異常を示す警告表示を見た従業員が、その後タンクの確認作業を怠たり、事故が放置されたということで、ずさんな作業状況が明らかになりました。

その一方で、アメリカ軍は漏れた燃料は水源に達していないと説明し、環境への影響はわずかだと強調しています。