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これまで宮古島では観察された事がない蝶、クロマダラソテツシジミが宮古島市の広い範囲で確認されています。

クロマダラソテツシジミはおよそ3センチ。もとはフィリピンから南に生息しているチョウです。

日本では沖縄本島や与那国島などで繁殖していて、去年は石垣島で大量発生していますが、宮古島での確認は初めてです。

宮古島総合博物館砂川博秋さんは「このチョウ自体、あまり活動範囲は広くないので、台風で飛ばされてきたか」と話しています。

この他、島以外からクロマダラソテツシジミの幼虫が餌のソテツに付着して持ち込まれたなどの可能性も考えられるものの、今のところなぜ宮古島で繁殖したか、はっきりした理由はわかっていません。