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国頭村の県道で3日、国の天然記念物ヤンバルクイナと特別天然記念物ノグチゲラの交通事故死が相次いで発生していたことが分かりました。3日午前7時ごろ、国頭村楚洲の県道70号で道路を走行中の男性がヤンバルクイナの死体を見つけました。

うるま市の動物病院で死因を調べたところ、首や脚などを骨折していて、交通事故による死亡と断定されました。また、同じく3日の午後5時ごろ、国頭村の謝敷の県道2号では、路上に倒れているノグチゲラが見つかり、間もなく死亡しました。

検査の結果ノグチゲラも骨折していて、走行中の車に轢かれて死亡したものとみられています。今年2007年のヤンバルクイナの交通事故はすでに2006年を上回り、過去最悪となる15件が発生、11羽が死亡しています。また、ノグチゲラの交通事故による死亡は2007年で初めてです。