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仕切り直しとなった興南対浦添商業の決勝戦。
興南のピッチャーは１年生石川選手。浦商はこれまで３試合連続の延長戦を投げてきた２年生伊波選手。
３回の裏、先頭バッターの山元選手がデットボールで塁に出て、続く、石川選手が送りバント成功で１アウトランナー２塁。ここで打席には１番・小浜選手。
小浜選手が２ベースヒットで先制。きょうも先制した興南。
これに対し、浦添商業も５回、６回、７回とランナーを塁に出しますが、興南の固い守りに阻まれ、なかなか同点に追いつくことが出来ません。
興南は８回にも２番・新崎選手のセンター前ヒットで追加点を上げ、浦商を引き離します。
そして９回の表、２アウト。
バッターボックスにはピッチャー伊波選手。
ファーストゴロでゲームセット。
興南・石川清太投手「これほど幸せなことは無い。甲子園では力まないで、自分のピッチングをするだけです」
浦添商業・島袋克也主将「甲子園にはいけなかったんですけど、自分達ここまでやってこれたことに悔いはない」
浦添商業・伊波翔悟投手「きょうの悔しさを忘れずに、来年絶対甲子園に行きたい」
興南・幸喜竜一主将「今まで自分達がやってきたことを甲子園で出して、沖縄代表として興南旋風を巻き起こしたいと思います」