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名護市辺野古沖で国が設置したサンゴの産卵状況などを調べる機材が、生きたサンゴを破壊していることが分かりました。これは21日午後、ジュゴンネットワーク沖縄などが県庁で緊急会見を開いてサンゴの損傷状況を公表したものです。撮影は19日と20日の2日間行い、那覇防衛施設局が機材を設置した100ヵ所あまりのうち、漁港から約1キロ沖のマナル岩の北側のポイントでサンゴの損傷を確認、撮影しました。

このサンゴはキヌメイシの一種で、サンゴの産卵状況を調査する機器の足場として打ち込まれた鉄筋によって破壊されていました。会見を開いたジュゴンネットワーク沖縄の土田武信事務局長は「アセス法に違反あるいは脱法行為もさることながら、断じて許せないという思い。22日以降の作業をとにかく中断して点検作業に入っていただきたい」と訴えました。