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エイサーや大綱引き海や花など、沖縄の風景をテーマにコンピュータグラフィックで描く波平雄介さんの展示会が南部医療センター・こども医療センターで開かれています。

病院のロビーやエレベータホールに展示されているのは自閉症の波平雄介さんが描いた作品31点です。波平さんの絵は力強い線や鮮やかな色が特徴で、中でも圧巻は縦1メートル30センチ・横5メートルの那覇の大綱引きを描いた作品で、集まった人たちの熱気や大綱引きの迫力が伝わってきます。

波平さんがコンピュータグラフィックを始めたのは高校の頃で、以来、自然から祭り、抽象画へと対象がどんどん広がっています。その表現力が認められ、8月にはオランダ、10月にはスイスで個展を開く予定です。南部医療センターでの個展は4月27日まで開かれています。