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きょうは電話やインターネットで注文する「お取り寄せ」の人気商品になっているスイーツを紹介します。沖縄生まれなのに、県外で先に人気が出たその商品とは?

『紅型の衣装に身を包んだ私は、沖縄生まれの琉球プリンよ。ムースのようなふわふわとした食感が特徴で、今、全国から注目があつまっているの』

琉球プリンを作っているのは、中城村にある小さなお店「きなこや」。あま〜い香りが漂う店内では6人の職人がプリン作りの真っ最中。

きなこや・瀬良垣守幸社長「アレルギーのお子さんをお持ちのお客さんから卵を抜いたものとの依頼があって、そしたらこういうものがありますよっといって生まれたのがこれですね」

『そう私は、おいしいだけじゃなくヘルシーなのよ』

体に優しく栄養価が高い豆乳をベースに作られ、去年5月から販売をスタートさせました。

この「琉球プリン」、プリンの日本一を決めるコンテストで、全国から集められた200種類の中から数多くの支持を受けて、お取り寄せ商品「ご当地大賞」を受賞したんです。

それからは、インターネットや口コミなどで一日多いときは2,000本、月にするとおよそ2万本を全国に出荷しています。

瀬良垣社長「娘のような気持ちですね。衣装を着せてキレイにして嫁に出すような気持ちはあります」

『瀬良垣さんたちが愛情たっぷり込めて1本1本作ってくれるから、私も何処へ行っても胸張っていられるわ』

コーラルウェイ・与那覇律子さん「県内の方というよりも、観光客の方がが帰りがけに買っていかれる方が多くいます」

『安心で安全に気をつけこだわりを持った琉球プリン県内で直接買える場所は、空港だけの販売です。みんなよろしくね』

瀬良垣社長「こういう商品ですので、すぐ発酵したり腐ったりもします。慎重にやっていきたいと思います」

こちらには、琉球プリンの紅芋、黒糖マンゴーの3種類が並んでいます。今黒糖を頂いたのですが、ムースみたいな新鮮な食感ですね。口どけが早いのに、こくがあります。今、県内で購入できるところは那覇空港だけなんですが、今年4月ごろには中城に店をオープンするそうで、県民にも身近な存在になりそうです。