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国の文化審議会は19日、小浜島のしちい・結願祭などを新たに国の重要無形民俗文化財に指定しました。

小浜島の結願祭「しちい」は、旧暦の8月から9月に五穀豊穣を願って行われるもので、南北の集落がそれぞれに伝わる21の歌や踊りを御嶽に奉納します。男たちが勇壮に演じる「棒踊り」をはじめ、琉球王朝時代、女性たちが上納する布を織る様子を表現した「ブーピキ踊」など、一つの祭に島の伝統芸能が集められているのが特徴です。今回は、「そーら(盆)」や「たなんどぅる(種子取祭)」と合わせての指定です。

このほか、竹富島の喜宝院が所有する民具842点も県内では初めて国の登録有形民俗文化財に選ばれています。