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きのう初登庁した仲井真知事、あすからいよいよ初の県議会に臨みます。新知事を待ち受ける県議会の与野党は知事の公約についての議論を集中させるものとみられます。金城記者です。

仲井真弘多知事「3年で閉鎖状態を実現するように努めたい」

きのう実質的に知事の職務をスタートさせた仲井真知事。公約である「全国並みの失業率の改善」「普天間基地の3年以内の閉鎖」をめぐり、あすから始まる県議会では知事を支える与党に対して、野党は早くも対決姿勢を鮮明にしています。与党の自民党は公約実現をバックアップする方針です。

国場幸之助・自民党県連幹事長代理「本土水準並みの失業率、3年以内の普天間基地の閉鎖状態。これをやってもらう。仲井真さんの責任だけではなく、与党からも提案しながらお互いに力を合わせてやっていきたい」

一方、野党は仲井真知事の公約と選挙期間中の知事の発言を細かくチェック。普天間の移設問題を中心に仲井真知事に厳しく迫ることにしています。

新川秀清・護憲ネット県議団長「知事の話を見てみると、どうもトーンダウンしているんじゃないか。3年以内ということを明確にしたわけですから、それについては守ってもらわないといけない。しっかりチェックしていくつもりです」

前田政明・共産党県議団幹事長「普天間基地の3年閉鎖とか、失業率を全国並みにするとか、そういう公約に責任を持つという意味で、その根拠、それに対してどう実現するのか、きっちり迫っていきたい」

注目される県議会。あすは仲井真知事の所信表明演説があり、その中でどれだけ具体策が示されるのか。また、与野党の激しい論戦は金曜日からとなります。