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めざせ甲子園14校目の今日は沖縄尚学高校です。今大会第4シードながらも、去年、夏の大会の優勝校沖尚。大会2連覇をめざすチームには今年、心強い味方が現れました!

去年の夏の覇者、沖縄尚学高校!!八重山商工が注目されがちな今大会ですが、沖尚も一年生を加え、85人のナインは先輩と同じく甲子園の土を踏むために日夜練習に励んでいます。連日の雨で思うように練習ができないのは県内野球部共通の悩み。しかし!沖尚には、さらに嵐が来ていました。

久しぶりの外での練習なのですが、なんだか選手が少ないのでは?!

伊志嶺キャプテン「インフルエンザが流行っているので」

学校中でインフルエンザが大流行!その猛威に野球部はなんと22人がダウンしてしまう事態。さらに・・

伊志嶺キャプテン「角田監督は偉大な存在だったので・・」

去年あの名将角田監督が野球部を去り、選手たちにも動揺が走りました。

伊志嶺キャプテン「自分たちにとっては精神的な支柱だった・・」

しかぁし!!!そんな暗いムードを一気に吹き飛ばす出来事が起きました。

99年の選抜優勝チームのエース・比嘉公也選手が監督として母校に帰ってきたのです!

比嘉監督「ずっと前から夢で母校でできるチャンスがあれば野球を教えたいと思っていた思いのほか早かったできる幸せを充分噛みしめています」

伊志嶺キャプテン「あの瞬間は自分もテレビで見ていて憧れの選手でもあった方が監督で自分たちの誇りです」

大城投手「同じピッチャーなので比嘉監督の知っていることはすべて教えてくれます」

鬼監督に代わって仏のような存在・・・かと思われましたが。厳しい!! そんな気になる沖尚の戦力分析を早速比嘉監督お願いします。

比嘉監督「基本的に守りのチームだと思うのでエースの大城を中心に守りから攻撃につなげる形を徹底させていきたい」

春は相次ぐ主力の怪我に苦しめられ、苦戦した沖尚でしたが、すでに回復。いい仕上がりをみせていました。エースは182センチ技巧派ピッチャー大城を中心に左の玉城。それに加え、去年九州大会準優勝の実績を持つ一年生ピッチャーの東浜に自慢のホークが光る上原と。投手陣は左右豊富にそろっています。

また、攻撃陣は3番に監督の信頼が最も厚いキャプテン伊志嶺、4番セカンド川上、5番ショートの荻堂と自慢のクリーンナップが光ります。

大城投手「一戦一戦大切にがむしゃらに戦っていきます」

伊志嶺キャプテン「初戦から全員で全力で一戦一戦を大切に戦っていきたいです」

先輩も監督も経験した甲子園。次は自分たちの番。沖尚ナインは同じ思いを胸に目の前の敵に食らいついていきます。今、比嘉監督の目は確かに99年と同じ目をしていました。そう監督の思いはただひとつ。

比嘉監督「甲子園球場でプレーさせてあげたい今強く思っています」

めざせ甲子園、チーム紹介は明日が最終回、中部商業です!