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活発な梅雨前線による長雨のため、倒壊の危険が迫っている那覇市のマンションでは、けさから消防が現場の地質や建物がどのくらいゆがんでいるかを調査しています。現場から中継です。

那覇市首里鳥堀町の現場です。雨は午前10時ごろから降り始め、現在も小康状態です。マンションを支える柱はくの字に曲がって大きく傾いた状態で、時間の経過と共にマンションの倒壊の危険性は高まっているといえます。

現在もマンションと周辺の28世帯86人が避難を続けています。

建物はきのうまでに1メートル50センチにわたり陥没しています。現場ではけさ9時過ぎから業者が立ち入り禁止区域に入り、建物がどのぐらい沈んだのかを調べる測量が行われました。この測量は午後にも行われることになり、被害の規模や実態が明らかになるとみられます。

雨はこれから午後にかけて更に降ると見られていて、今後の雨と被害の拡大が懸念されます。