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活発な梅雨前線による大雨の影響で、村道などを押しつぶす大規模な土砂崩れが発生した中城村北上原の現場では雨が小康状態となる中、復旧作業が始まりました。

高江洲記者「中城村の土砂崩れの現場です。土砂崩れから40時間以上経過した現在も、地盤が緩んでいるため危険な状態が続いています。ごらんのように家の塀や車は傾いたままです。これから弱い雨が降ったりやんだりの天気が続くということで被害の拡大が心配されます」

おととい土砂崩れが起きた現場では、今朝から復旧作業が始まり、電力会社の職員らが被害の状況を確認しています。現場ではこれまでの雨で地盤が緩んでいて、危険な状態が続いていることから作業は難航しています。

また現在も付近の12世帯32人が公民館や親戚の家などに避難しています。

沖縄県内では梅雨に入ってからの総雨量が645ミリと、すでに平年の降水量を上回っています。気象台では今後も土砂災害への警戒を呼びかけています。