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東京2020オリンピック・パラリンピックまであと991日です。その機運を高めようと、先月沖縄に渡ってきたオリンピック・パラリンピックフラッグがきょう那覇市の小学校にやってきました。

オリンピック・パラリンピックフラッグを手に登場したのは競泳元日本代表の伊藤華英さんです。東京2020オリンピック・パラリンピックをPRするため先週から県内でスタートしたフラッグツアー。

引き継ぎ式では伊藤さんから城間那覇市長へ、そして児童へとフラッグが手渡されました。

県内の学校では初めてのお披露目となった曙小学校では子どもたちが旗頭やエイサーでセレモニーを盛り上げました。

オリパラフラッグツアー 曙小学校

また、2008年の北京オリンピックや2012年ロンドンオリンピックに出場し、フラッグツアーのアンバサダーでもある伊藤さんは自身の経験を織り交ぜながら、子どもたちに夢を持つことの大切さを語りました。

伊藤華英さん「今みんな髪の毛の色一緒だよね。でも世界に行ったら髪の毛の色違うひとたくさんいる、目の色違う人もたくさんいる。すべてが個性ですからみなさんがいろんな人といろんなところで共存できるように共通の夢を持ってほしいと思います。夢があれば強くなれると思います」

水泳を習っているという児童からはこんな質問が。

児童「スランプはどう乗り越えていくんですか?」

オリパラフラッグツアー 曙小学校

伊藤さん「スランプも道のなかの一つなんだと思うことによって晴れ晴れとした気持ちで、まいいやって泳げるようになります」

伊藤さんや関係者を囲んでの給食会でも子どもたちからの質問は止まりません。

児童「旅行一番どこいきましたか?」

伊藤さん「えーとね、どこいったかな~」

児童「ロンドン?」

伊藤さん「ロンドンは5,6回くらいかな」

児童「英語とか喋れる?」

オリパラフラッグツアー 曙小学校

伊藤さん「repeat after me,TOKYO2020,twenty twenty(あはは)」

伊藤さん「オリンピック・パラリンピックのマークを是非覚えてもらって、東京だけじゃなくて日本全国でオリンピックパラリンピックを盛り上げていけるように子どもたちから覚えてもらえたらいいなと思います」

子どもたちは世界で戦った元日本代表選手と触れ合い、オリンピックを身近に感じたようでした。