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先月開幕したハンドボールの日本リーグ。去年、プレーオフ目前までいきファンを沸かせた琉球コラソンは、今月19日、いよいよ今シーズン初の、ホーム戦を迎えます。ユニークな新加入メンバーなど、今シーズンも見逃せないコラソン。ホーム戦、そして、今シーズンにかける思いを聞きました。

水野選手「(リーグに参戦しての)最初の3シーズンくらいは、とても優勝なんて口にしたら“お前たち何考えているの”と言われてしまうようなチームだったんですけど、しかし、去年は言っても恥ずかしくないようなチームの活動をしていたし、それくらいの目標を掲げてもいいチームだと思って(いた)。」

去年の戦いを振り返るのは、琉球コラソンの選手兼チームの運営責任者でもある水野裕矢選手。

2008年沖縄に誕生した琉球コラソンは、小さな体ながら、ハンドボール王国沖縄の生み出す俊敏なバネとトリッキーなプレースタイル、そして何よりその、ハンドボールにかける熱い思いは、ファンの心をつかみました。

水野選手「大同特殊鋼にしろ大崎電気にしろ、僕たちより順位が上のチームはどんどん選手を補強して新しい選手が入ってくる。だから初年度に30点差で負けたチームだったんですけど、4年目には1点差2点差のゲームができるようになって、ついには去年5年目には逆転して勝つこともできた。これは1年目からやってきたメンバーの強い思いがあったのは間違いないと思います。」

去年の日本リーグ、琉球コラソンは新たにチームに加わった東長濱秀作を中心に、プレーオフ圏内の4位進出をかけ、強豪大同特殊鋼と最後まで争う熱戦を展開。

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東長濱選手「負けることは考えるな、勝つことだけ考えれ!」

今年2月には、リーグ3位の湧永と対決。東長濱が徹底マークされる中、試合には勝利を収めたものの、得失点差でリーグ5位となり、惜しくもプレーオフ進出を逃しました。

元、強豪湧永製薬のスタープレーヤーで、現役の日本代表でもある東長濱秀作。昨シーズンは東長濱は、リーグ得点王に輝くなど活躍。しかし、今シーズンの大会前に右手首を痛め、復帰はシーズン後半見込みでチームにとっては厳しい事態。

東長濱選手「実際のところ半分くらい出られないかもしれないですけど、それでもプレーオフに行くんだという気持ちをみんなで持ってそれを達成したいと思います。」

そして今シーズンも選手に力を与え、コラソンを支えるのは、やはりファン「ファミリア」の存在です。

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東長濱選手「(ハンドボールに対する)熱っていうのはやはり他の県にはないところだと思いますし、あれだけ多くの子どもたちに観られてヘタなプレーはできないというちょっとしたプレッシャーにもなっている。」

今年、コラソンには4人の新加入選手も加わり層の暑さに期待がかかりますが、中でもユニークな経歴を持つ選手が一人。

中村選手「沖縄に来る前は岩手県で医師として働いていて、今回沖縄に来るということで辞めてきました。(Q.医者辞めてハンドボールやりに来たんですか?)そうですね。」

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何と現役のお医者さん、新加入、中村彰吾選手はコラソンの入団テスト、トライアウトを受け沖縄にやってきました。中村選手を動かしたもの、それはハンドボールへの情熱でした。

中村選手「もし(トライアウトに)落ちても練習生として受け入れてもらえるという話をしてもらっていたので、落ちても受かっても(沖縄に)来ようというふうに決めていました。」

コラソンの選手は皆、昼間は別の仕事について、夜、8時頃から練習に汗を流しています。

中村選手「そういう環境で去年、プレーオフまであと一歩のところまでいっているというのにすごいビックリしました。」

今シーズンコラソンはここまで、1勝2敗。続く第4戦は、今月19日、初のホーム戦となるだけに気合いが入るコラソン、チームが掲げるプレーオフ進出をかけた戦いは、まだ始まったばかりです。