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まだまだプロ野球キャンプで盛り上がっている久米島です。今日は選手たちの使っているこの白いボールよりも、さらに白く美しく輝く白銀の塩を紹介します。

青山「白銀の塩の特徴の一つに製法があるのですが、なんとこちらの大きなお釜で塩を作っているのです。私がすっぽり入ってしまう程。しかもステンレスではなく陶器でできています」

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この土の釜で作られている塩がこちらの「白銀の塩」。久米島沖の水深612mから取れる海洋深層水を使いこの大きなお釜で白銀の塩となります。

その真っ白の見栄えが、まるで白銀のような事から名付けられています。

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こちらが久米島出身の塩職人・新城剛さん。

青山「これ特注ですよね」新城剛さん「もちろん、そうです。信楽焼です」

8年前ふるさと久米島に戻り、塩作りに携わりました。

新城剛さん「引き継ぎする相手もいなくて、自分で試行錯誤して今の味にもってきた。陶器で塩を作るという発想がなかった。陶器は割れるというイメージがあるから」

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釜の良さを引き出すため、らせん状にまいたパイプの中に蒸気を通し、海水を煮詰めていきます。直火ではないため、陶器も割れることなく、熱が均一にいきとどきます。体に優しいもの、自然に近いものを提供しようと思い、この土釜製塩法にたどり着きました。

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新城剛さん「表に出ている白いこれは、中からしみ出してきた塩なんです」青山「釜の淵に塩がいっぱいついてますね」

新城剛さん「ステンレスよりは土釜製塩はうま味、まろやかさ、それが出る塩」

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青山「こんなに沸騰している状態で、こんなに細かい泡が立つのは他ではない。この細かい気泡がもしかしたら白銀の塩の独特な白さや結晶の秘密なのかも」

特徴的な製法でより良い塩を生み出している新城さん。これからも独自の感性を活かし納得のいくものを目指します。

新城剛さん「探究心だけは忘れずに、これからもいい塩、お客様に認められる塩を作っていきたい」

そんな「白銀の塩」に合う塩レシピは「鶏肉と香草のハンバーグ」。スッキリとキレのよい塩が、全体をあっさりと仕上げてくれます。

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