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県議会の野党が自然環境を破壊するなどとして、計画の見直しを求めている国頭村の林道建設現場を仲井真知事が13日に視察しました。問題となっているのは県が国頭村で2009年度に着工予定の伊江原支線と伊江1号支線の2本の県営林道で、総延長はおよそ1.2キロです。

現場はリュウキュウマツを中心とした木々が生い茂っていて、計画では2本の林道建設予定地で合わせておよそ3万6000本の木を伐採することにしています。

仲井真知事は実際に伐採が行われている国頭村奥の造林地帯や植林後3年が経った森林の再生現場などを視察しました。その後記者団に対し「(県議会野党に)一生懸命説明をし、理解を得たいという気持ちが強くなった」と述べました。

県議会予算特別委員会では16日に、知事から直接林道計画について説明を受けることにしていますが、過半数を占める野党は、多くの希少生物の生息が危ぶまれるなどとして計画の見直しを強く求めています。