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歴史教科書での沖縄戦の集団自決の記述を巡って、2007年開かれた県民大会から1年を迎えることを記念し、那覇市で集会が開かれました。

去年の県民大会は、文部科学省が教科書検定の中で沖縄戦の集団自決から「軍命」を削除した事に県民の怒りをかって開催されました。

きょうの集会は市民団体が呼びかけたもので250人余りが参加しました。集会で教科書執筆者の石山久男さんは、未だに撤回されていない検定意見の撤回を引き続き求めていくことは、日本とアジアの平和をどのように作っていくかという問題につながっていると述べました。そして、検定意見の撤回と検定制度の見直しを求める集会アピールが採択されました。