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アメリカ空軍と県警などが13日、戦闘機が沖縄近海に墜落したことを想定しシミュレーションする初めての合同図上訓練を嘉手納基地で実施しました。

訓練は嘉手納基地に所属するF-15戦闘機が沖縄本島の近海に墜落し、漁船の乗組員が航空機の破片によってケガを負ったという想定で行われました。

陸上での事故を想定したこれまでの訓練では通訳の数が足りずに日米間でコミニュケーションがうまく取れないという問題点も浮き彫りとなっていて、今回の図上訓練では救難に向かった海上保安庁の船とアメリカ空軍がどう連携できるかなどが話し合われました。

訓練終了後、萱嶋満津保沖縄危機管理官は「航空機の無線は民間機はVHFの無線しか持っていない。空軍はUHF無線を使っているようだが、海上保安庁などと連絡を取る時にはVHF無線を使うという確認をした」と述べました。

アメリカ空軍と県警などは、13日の図上訓練をもとにした実動訓練を2008年秋にも行う予定です。