長年、ハンセン病回復者の姿を追い続けてきた写真家の展示会が、16日から名護市で始まりました。「輝いて生きる」と題された写真展は、20日から宮古や名護で開かれるハンセン病市民学会のプレイベントとして開催…
ハンセン病は治る病気だったにも関わらず、国の隔離政策によって長く偏見や差別を助長され続けてきました。来月1日で「らい予防法」の廃止から15年を迎えますが、社会には未だ根強く偏見が残っています。法律が廃…
根強く残るハンセン病やエイズなどの差別や偏見について考えようと、早稲田大学の学生と八重山高校の生徒が4日に交流会を開きました。 「マナビバ」と題されたこの交流会は、沖縄をフィールドに社会問題を考えてい…
今の根強く残るハンセン病に対する差別を無くそうと市民と回復者、研究者が共に考える学会の開催を前に、28日、学会の代表者らが名護市で会見を開きました。 ハンセン病市民学会は、市民とハンセン病の回復者が病…
薬で完全に直る病気だったにも関わらず、ハンセン病回復者に対する隔離政策を取り続けた「らい予防法」が廃止されてから、この4月で丸15年を迎えます。この隔離政策を巡って継続と廃止の立場で対立した二人の医師…
伊波敏男さん「当時、ライ予防法という法律があって、ハンセン病を発病した人たちは法律に従って、強制的に特別の場所に閉じ込められ、一生涯、ここから一歩外には出られない」 現在、長野県に住む伊波敏男さんは6…
来年、名護市と宮古島で開催される「ハンセン病市民学会」の企画委員会が13日に那覇市で開かれました。 これはハンセン病に対する正しい理解と問題解決をはかろうと毎年開催されていて、来年5月20日から3日間…
名護市辺野古への新たな基地建設問題が長野県でも関心を集めています。地元紙への基地建設に反対する意見広告掲載運動や、中学生たちが沖縄を様々な視点から取材した「沖縄新聞」作り。なぜ長野県で沖縄の基地問題な…
先島のハンセン病医療の拠点施設、宮古南静園の慰霊祭が23日に行われ参列者が508柱の御霊に静かに手を合せました。 納骨堂の前で行われた慰霊祭には園の入所者や退所者、また職員らが参列し全員で哀悼の意を捧…
1938年に開園し、国が隔離政策でハンセン病患者を収容した沖縄愛楽園には、1944年の日本軍の一斉収容で沖縄全域から900人あまりの患者が集められました。 そして、当時の早田園長の指揮のもと、体の不自…
差別を解決する手立てとして4月にハンセン病問題基本法が施行されましたが、法律だけに頼るのではなく、回復者と周りの人が普通に語ることのできる社会の実現を訴える長野在住の作家・伊波敏男さんを追いました。 …